【自社の採用を成功させる】採用ブランディングとは

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労働人口が急激に減少する日本では、ヒト、モノ、カネ、情報この中で最も重要なリソースはヒトです。

ヒトこそが、成長の源泉であり、イノベーションの要であります。昨今は、空前の売り手市場で、多くの企業が満足に採用できていません。

売り手市場だからこそ、自社の採用ブランディングが最も重要です。

採用ブランディングとは何か?

ブランディングとは、認知⇨理解⇨共感⇨行動を消費者に促し、実際にサービス・商品を購入していただき、リピーターになってなってもらうことを目的としています。

採用ブランディングとは、就職・転職を考えている求職者に自社の求人を認識してもらい、応募、内定承諾、入社してもらう一連の施策のことです。

多くの企業が抱える採用における課題は以下の4点です。

① 母集団が集められない

② 望む人材がこない

③ 選考での途中離脱が多い

④ 内定承諾率が低い

採用ブランディングは主に、②自社の望む候補者を集める、③最終選考まで候補者を離脱させない、④内定を承諾させる、この3点において効果を発揮することができます。

自社採用サイトを作成する目的とは

「うちはリクナビやマイナビに求人を出しているから必要ない」、そう思われている人事の方は多いでしょう。

リクナビやマイナビはあくまでも母集団形成が目的であり、母集団を大量に集めても、自社が望む候補者でなければ、結果的に選考辞退、内定辞退に繋がってしまいます。

採用ブランディングで最も重要かつ効果的な方法は、自社の採用サイトを作り込むことです。採用サイトを通じて、理念やビジョンに共感する候補者から応募をもらい、自社に合致する候補者を採用することを目指します。

採用サイトを作る際の3つのポイント

1. コーポレートサイトと採用サイトをしっかり分ける

多くの企業は、コーポレートサイトの中に採用ページを入れ運用しています。コーポレートサイトと採用ページでレイアウトを分けている場合は、特に問題ありませんが、中には、コーポレートサイトのレイアウトが混ざっていて、スマホでうまく表示されない採用ページを多く見かけます。そのためできれば、採用サイトを独立させることをおすすめします。

リクナビやマイナビなどへ直接リンクで飛ばしているサイトも良く見かけますが、リクナビ、マイナビに登録している学生だけではないため、これも辞めた方が良いです。

2. 採用サイトをスマホに対応させる

現在、多くの学生がスマホで情報を得ています。

雇用開発センターが、18年卒の大学生を対象に、就活におけるスマートフォンとパソコンの活用について聞いたところ、「スマホだけで就活を行った」学生は7.6%いたそうです。 これに「スマホがほとんどでパソコンは時々使った」学生の26.2%をあわせると、およそ学生の33.8%がスマホをメインに就活に取り組んだ結果となりました。

前年の調査の26.5%を、7.3ポイントも上回ってます。今後もスマホをメインに就活する学生は増えていくだろうと予測できます。

上記の結果からわかるように、採用サイトをスマホに対応させることは必須です。

3. 経営者、社員のインタビュー記事を載せる

載せている情報が募集要項だけで、働いている人の顔が見えない採用サイトを多く見かけます。

候補者は、働いている人の顔が見えるだけで、応募に対する不安を解消することができます。応募の数を増やすためにも、しっかりと経営者や社員の顔写真を載せるようにしましょう。

また、規模の小さい中小企業では経営者との距離も近く、経営者の考え方や人柄を判断材料に、入社するケースも多いです。

会社を設立した目的、会社の経営理念、会社の将来的なビジョン、求める人物像など経営者のインタビュー記事を載せることで、より自社に共感する候補者から応募をもらうことができます。

社員のインタビューでは、採用したいポジションの部署メンバーに協力してもらい、この会社へ入社を決意した理由、仕事に対するやりがいを記載するようにしましょう。

インタビューの動画を載せることも、効果的であります。なぜならば、動画の方が、文章以上により多くの情報量を伝えることができるからです。

まとめ

採用ブランディングにおいて、自社の採用サイトの重要性、採用サイトを作る上でのポイントを記載いたしました。

採用サイトを充実させることで、他社との差別化要因にもつながります。

採用サイトにお金をかけられないのであれば、エン・ジャパンengageを活用して、無料で採用サイトを作れるものもあります。

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